人社サロン|三太郎の小径

TOHOKU UNIVERSITY
scroll

BOOKS

book cover
芸術
災害ドキュメンタリー映画の扉
東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって
著者/編者 是恒さくら・高倉浩樹
出版社 新泉社
出版年 2021年
定価 2,500円+税

この本は、東日本大震災に関わるドキュメンタリー映画の役割を論じたものである。被災地においてどのように映画の撮影・制作・上映が行われたのか、その具体的プロセスを明らかにし、また芸術家と学者による対話の記録という形で、社会的事象としての映画が災害の記録と記録の共有にどのように寄与できるのかを明らかにした。映画制作を根拠づける制作者の問題意識が社会化されていく様が詳らかになっている。

AUTHORS / EDITORS

著者略歴

Photo
是恒さくら
東北芸術工科大学大学院デザイン工学専攻デザイン研究領域修了

Photo
高倉浩樹
研究分野:社会人類学
東北大学東北アジア研究センター教授
博士(社会人類学)(東京都立大学)
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得

RELATED BOOKS

関連書籍