本書は、歴史学・文学・社会学・表象研究・経済学・宗教学を専門とする研究者の叡智を結集し、「学際」と「国際」をキー概念に据えて、〈東北〉を対象とした日本学の実践を提示した成果である。右の実践を通して、本書は、新しい日本学=「現代日本学」(Innovative Japanese Studies)の魅力と可能性を社会に発信し、もって日本学の創造的発展に寄与せんとするものである。