ピア・レヴュー(査読)は学術論文の公平性を確保するための手段として学術誌編集者と出版社が研究者を指名して行います。
　辻森教授は、Publons社 (https://publons.com/）が学術界に貢献する学術論文トップ査読者への授賞を開始した2016年2月に「Sentinels of Science Award 2016: The top 10% of reviewers in Earth and Planetary Sciences」(「科学の門番」賞)を受賞。翌年、同社がクラリベイト・アナリティクス社（旧トムソン・ロイター社の知的財産およびサイエンスビジネス部門）に買収された後、2017年9月には「Peer Review Awards 2017: The top 1% of reviewers in Earth and Planetary Sciences」(ピア・レヴュー賞2017)を受賞。今回、2018年9月に「Peer Review Awards 2018: The top 1% of reviewers in Geosciences」(ピア・レヴュー賞2018)を受賞し、3年連続の受賞となりました。
　研究者にとって、ピア・レヴューは論文執筆と同様に学術界と社会に対する責任の１つです。辻森教授はこれまでに220編を越える国際誌に投稿された原稿のピア・レヴューを行っており、現在6つの国際学術雑誌の編集員会のメンバーです。

　⇒ ピア・レヴュー賞2018受賞者