寒川 朋枝 〔さんがわ・ともえ〕 東北大学東北アジア研究センター ヒトと地球の相互作用の変遷史に関する研究ユニット・学術研究員 【専攻】 先史考古学 石器使用痕分析 |
【略歴】
1999年3月 鹿児島大学大学院人文科学研究科考古学専攻修士課程修了
1999年8月 鹿児島大学埋蔵文化財調査室 調査補助員
2005年4月 鹿児島県立埋蔵文化財センター 文化財調査員
2008年4月 鹿児島大学埋蔵文化財調査センター 特任助教
2020年6月 東北大学東北アジア研究センター 学術研究員
【業績】
⇒ 東北大学研究者データベース
⇒ researchmap
【研究紹介】
石器機能からみた地域差・集団の動態
主に九州地方をフィールドとし、後期旧石器時代ナイフ形石器末期〜細石刃石器群を中心に石器使用痕分析を行っている。従来の石器形態に基づく研究に加え、石器機能から石器群の様相を捉え直し、石器機能の地域差や集団の動態、またその背景にある要因について明らかにすることを目的として研究を行っている。出土石器資料に残る使用痕分析のほか、実際に使用投射実験を行い比較検証も行っている。
【主な研究テーマ】
●九州地方後期旧石器時代後半期石器群の使用痕分析
●縄文時代後晩期における軽石加工品
●南九州地域における弥生〜古墳時代の石器機能
●石器残存デンプン分析
「石器投射実験の様子」
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