指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点

東北大学東北アジア研究センター
災害人文学ユニット

Core Research Cluster of Disaster Science

Center for Northeast Asian Studies Disaster Humanities Unit

お知らせ

2018.12.11
1/15 開催|第7回災害人文学研究会「ドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』を観る」

 

〈上映作品について〉

『ガレキとラジオ』

東日本大震災から約2カ月、60%以上の世帯が罹災し8,000名以上が避難生活を送ることになった宮城県の海沿いにある南三陸町に、災害ラジオ「FMみなさん」は生まれました。体育館の隅でマイクに向かうのは、元・サラリーマンでリーダーの工藤さん、元・ダンプ運転手でシングルファーザーの和泉さんをはじめ町内で暮らす男女9人。ラジオ経験者はゼロ!「FMみなさん」メンバーは、この町のために、もっともっと何か出来ないかと考えます。被災地だからこそ、この町にはもっと笑顔が必要。そしてその思いはある奇跡を生む。

2014年/73分/HP

 

〈意見交換・登壇者〉

山国秀幸(やまくに・ひでゆき)

『ガレキとラジオ』エグゼクティブプロデューサー。(株)ワンダーラボラトリー代表取締役・映画プロデューサー。映画『ケアニン~あなたでよかった~』『天使のいる図書館』など企画・原案・プロデュース。一般社団法人地域デザイン学会(参与)

 

山内明美(やまうち・あけみ)

宮城教育大学社会科教育講座准教授。修士(学術)。専門は社会学、地域社会学、歴史社会学。自然災害の多発地域である三陸沿岸部の農漁村をフィールドに、「地域は如何にして、繰り返された災害を乗り越えてきたのか」を検証調査している。森‐里‐川‐海といった自然と生業を背景とする生存基盤、風土形成、人的ネットワークなど重層的な生存の仕組みを明らかにし、行政単位とも異なる流域圏をとりまく持続可能な地域について検討している。

 

〈開催概要〉

【日時】 2019年1月15日(火)18:15~20:05

【場所】 東北大学川内キャンパス 講義棟B棟101室

【プログラム】

1. 映画上映 18:15~19:35

2. 意見交換 19:35~20:05

登壇者:山国秀幸氏(『ガレキとラジオ』エグゼクティブプロデューサー)、山内明美氏(宮城教育大学社会科教育講座准教授)

【参加費】 無料

【参加申込】 不要

【問い合わせ先】 saigaijinbungaku@gmail.com

【主催】 東北大学東北アジア研究センター

【共催】 指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点災害人文学ユニット

 

 

 

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