指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点

東北大学東北アジア研究センター
災害人文学ユニット

Core Research Cluster of Disaster Science

Center for Northeast Asian Studies Disaster Humanities Unit

出版物

1)『震災後の地域文化と被災者の民俗誌–フィールド災害人文学の構築』
編者:高倉浩樹・山口 睦
執筆者:小谷竜介/今石みぎわ/久保田裕道/俵木悟/稲澤努/呉屋淳子/一柳智子/川島秀一/セバスチャン・ペンマレン・ボレー/福田雄/黒崎浩行/堀川直子/及川高/スーザン・ブーテレイ
A5判/288頁/2500円+税/ISBN978-4-7877-1801-3
発行: 2018/1/31/新泉社 
《関連情報》

{書評掲載}『震災後の地域文化と被災者の民俗誌−フィールド災害人文学の構築』(2019/1/7)

 

2)  『災害ドキュメンタリー映画の扉 東日本大震災の記憶と記録の共有をめぐって』

 
編者:是恒 さくら・高倉 浩樹
A5判/272頁/2500円+税/ISBN 978-4-7877-2001-6
発行: 2021.01.08/新泉社
【紹介文(新泉社・ウェブサイトより)」】
東日本大震災の被災地において、ドキュメンタリー映画の撮影・制作・上映はどのように行われてきたのか——。

映画が生み出す対話の力を制作者たちと考える、異色のドキュメンタリー映画論

 

《未来との対話としての「震災映像アーカイブ」》

数えきれないほどの作品があると考えられる、東日本大震災に関するドキュメンタリー映画。記憶の継承と防災を私たち一人ひとりが担っていく課題として考えたとき、多くの人に観賞され共有される映画は大きな力を生み出す。

被災地において、それらの作品はどのようなかたちで、どのくらいの数がつくられ、上映されてきたのだろうか。映画作品をアーカイブとして公的な場で収集・保管・公開することは難しく、その全容の把握は困難である。

本書は、「震災映像アーカイブ」の一つの取り組みとして、東北大学における上映会の記録と、映画制作者たちとの対話をまとめたものである。東北大学の災害人文学グループでは、東日本大震災発生以降、文系・理系さまざまな領域の研究者らが共同活動を行ってきた。本書はそうした成果の一端として、学問領域を越えて多様な専門家の知見を持ち寄り、ドキュメンタリー作家たちと対話を行ったユニークかつ貴重な記録である。

 

《本書内紹介作品》
NHK特集ドラマ『ラジオ』/『廻り神楽』/『被ばく牛と生きる』/『赤浜ロックンロール』/『ガレキとラジオ』/『おだやかな革命』/『福島 生きものの記録』

 


書籍情報

 

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