第6回 地域におけるNPOとソーシャル・キャピタルの意義
開催日:2010年7月30日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク 7F会議室 

人と人や組織や地域とのつながりが希薄化しているといわれる中で、どのように地域を真に豊かにしていけるのでしょうか。考え行動するためのレンズとして、信頼やネットワークといったソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の概念や、地域における注目が高まっているNPOの役割や現状について一緒に学んでいきましょう。

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多くの組織が存在しているNPOの定義や役割、活動分野について、またNPOを支えるソーシャル・キャピタル(人と人とのつながり、信頼、規範など)について分かりやすく説明されました。ディスカッションでは、NPOに対するイメージや意見、仙台のソーシャル・キャピタルの特徴などについて、グループごとにディスカッションが行われました。「大学のセミナーはNPOに該当するのか」、「NPOは会計手続きが複雑だ」などの意見や質問が挙げられ、西出准教授から解説いただきました。
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西出 優子(にしで ゆうこ) 東北大学大学院経済学研究科 准教授
博士(国際公共政策、大阪大学)。専門は、NPO 論、ソーシャル・キャピタル論。研究と実践の関心テーマは、豊かなソーシャル・キャピタルと市民社会の形成。著書にSocial Capital and Civil Society in Japan, Tohoku University Press, 2009等。日本NPO学会理事、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター理事。