第8回 自然の制約のもとで「よりよく」暮らそう!
開催日:2010年11月12日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア 

「世界中の人が全員日本に住む人々と同じレベルの生活をしたとしたら、2.28コ分の地球を踏みつけなければならない。」この「2.28コ分の地球」という数字はどのように算出されたものなのでしょうか。また、みなさん一人ひとりの生活について、計算してみたらどうなるでしょうか。そもそも、「よりよい暮らし」とはどのようなものなのでしょうか。

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プシュパラール先生は、エコロジカルフットプリント、環境負荷を表す指標の一つで、人間の資源消費と廃棄物排出を維持するために必要な陸地や海を、目に見える形として面積に換算した指標について説明されました。CO2計測とは異なる計測法に、来場者の皆さんは真剣に聞き入っていました。その後、各テーブルでは実際に、自分のエコロジカルフットプリントを計算し、さらに、数値を減らして再入力するとどれだけ変化するか、また削減するための対策について考えていただきました。
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ディニル プシュパラール(Dinil Pushpalal) 東北大学大学院国際文化研究科 教授
1958年スリランカ生まれ。東北大学大学院国際文化研究科国際資源政策論講座教授。株式会社シャクティリサーチ取締役。主な研究課題は未利用資源の有効利用に関する研究、エコロジカルフットプリントを用いた環境負荷評価。