第14回 国際交流が人を変える、街を変える、世界を変える!
開催日:2012年1月20日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

世界各国から仙台に集まる外国人留学生と、ともに学び、助け合う「協働」が私たちに新しいものの見方、考え方を教えてくれます。表面的でない、意味のある交流(Meaningful Communication)が、どのように人や社会を変えるのか、多様化する国際社会の一員として、私たちは今何をすべきか、一緒に考えましょう。

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なぜ今、国際交流なのか。末松先生からは、昨今、大学や産業界におけるグローバル化が進んでいる中、日本ではむしろ、内向き志向の学生が増え、英語のコミュニケーション能力が低いことが伝えられました。ではどうしたらグローバルに活躍できる人材を育てることができるか。そのきっかけとして、言語・文化背景の異なる学生が大学の内外で協働作業を行うプロジェクトにより、異文化への理解を深めているとのことでした。講演の後、実際の活動について、学生から紹介がありました。文化の紹介、バンブーダンスやミュージカルの実演がされ、また製作する過程での苦労や収穫について触れられました。
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末松 和子(すえまつ かずこ) 東北大学大学院経済学研究科 准教授
大阪府高槻市生まれ。米国ニュージャージー州ラトガーズ大学経済学部を卒業後、日系総合商社ニューヨーク支社勤務を経て、インディアナ大学言語教育学科にて修士・博士号を取得。2003年11月に東北大学大学院経済学研究科、国際交流支援室に留学生担当講師として着任、2008年10月より准教授。外国人留学生、派遣留学候補生の教育、生活適応支援、異文化間教育、国際交流業務を担当し、様々な国際・異文化間教育プロジェクトを立ち上げる。2009年に東北大学総長教育賞、留学生教育学会奨励賞を受賞。