第22回 家族内パラドックス―東北大学の家族臨床心理、『例外』からの出発
開催日:2013年4月12日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

子どもたちの心理的問題は家族内の葛藤の反映であることが少なくない。そこで家族成員全体を一度にカウンセリングする方法を本学では付属臨床相談室で一般向けのサービスとして遂行しています。その原理と成果を紹介します。

(写真は、教育学研究科附属臨床心理相談室にて)

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長谷川 啓三(はせがわ けいぞう) 東北大学大学院教育学研究科・教育学部 教授
大阪市港区弁天町、1951年生まれ。東北大学大学院教育学研究科修了。教育学博士。約17年前に臨床心理学講座を創る為に母校に戻る。当時、欧米で力を得始めた家族臨床を特色として打ち出し今日に至っています。「いじめ解決銀行」という社会的活動をNHKでの企画、放映を契機にして、その後も河北新報紙上で11年継続した。現在は虐待家族の再統合や大震災被災家族の支援を修了生らと行っている