第23回 アイヌ考古学
開催日:2013年6月14日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

ステレオタイプ化されたイメージが氾濫しているアイヌ文化。知っているようで知らないアイヌ文化を考古学から読み解きます。禁鉄、禁農モデルという独自に構築したモデルからアイヌの歴史をアイヌエスノヒストリーとして考えます。

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深澤 百合子(ふかさわ ゆりこ) 東北大学大学院国際文化研究科 教授
東京都出身、ケンブリッジ大学考古学部BA、MA、 PhD取得。専攻は考古学。25年前北海道平取町二風谷でアイヌの遺跡を発掘調査したことがきっかけでアイヌ考古学の研究をはじめる。PhDを取得後、大英博物館の特別研究員として英国において初めてのアイヌ展、アイヌ国際シンポジウムを開催。その後、札幌国際大学教授、ケンブリッジ大学アフィリエイテドプロフェサーを経て2005年10月から現職、札幌市ならびに仙台市の文化財審議委員を務める。現在、北海道大樹町で擦文文化の発掘調査を行っている。主な著書は“Ainu Archaeology as Ethnohistory”(1998) British Archaeological Report International Series 744