第29回 言語学者が研究する文法とは
開催日:2014年7月11日(金)18:00~19:45
会 場:片平キャンパス北門会館2F エスパス アクセスMAP(A01)

一般の方にとって文法は学校で国語や英語などを習った時に遭遇した暗記すべき無味乾燥な約束事を想起されると思います。では、言語学者が研究する文法とはどのようなものなのでしょうか。多くの(あるいは全ての)言語に共通する、ヒトの言語能力に由来する規則性を垣間見たいと思います。

img
img
img
高橋 大厚(たかはし だいこう) 東北大学大学院国際文化研究科 教授
1964年、岩手県生まれ。米国コネチカット大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。ニューヨーク市立大学大学院客員助教授などを経て現職。言語学、特に統語理論、比較統語論が専門分野。日本語やその方言をはじめ様々な言語(英語、中国語、トルコ語、マラヤーラム語など)に観察される事象を比較・考察しながら、ヒトの頭の中にある言語の「文法」を研究している。