第30回 震災後の教育のシナリオ~21世紀型コンピテンシーを測る
開催日:2014年8月1日(金)18:00~19:45
会 場:片平キャンパス北門会館2F エスパス アクセスMAP(A01)

震災後の教育を、年金や輸送等で用いられているシナリオ手法に基づき、予測困難な「アセスメント」の時代における、健康・資源・環境(生涯必要なエコ・リテラシー含め)・ハザード・先端科学といった分野での「学び」について、皆さんとともに考えます。

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有本 昌弘(ありもと まさひろ) 東北大学大学院教育学研究科・東北大学教育学部 教授
1959年京都府生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、教科教育学・教育評価学・教育工学、OECDの教育政策と実践を日本に置きかえる努力を30年以上続けてきた。ケンブリッジ大学、ハーバード大学大学院にて客員研究員。国立教育政策研究所在職時には、JICAにて、開発途上国にもその成果を還元。アジアでの日本の「社会文化に基づく」教育の複雑な取り組みを、アングロサクソン諸国のみならず北欧やイスラエルなどから相対化しながら鏡として映し出すべく研究成果を参照しつつ進めている。成果としての21世紀型コンピテンシー、それをイノベーテイブな学習環境といったプロセスやコンテクストから位置づけることに関心を持つ。世界最古の大学「ボローニャ大学」の教育の取り組みと連携にも関心を持つ。