第36回 古文書が伝える江戸時代 -日記から読み解く社会史-
開催日:2015年8月21日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

皆さんは日記を付ける習慣をお持ちでしょうか。江戸時代の人々は、「くずし字」を使いながら、多くの記録を後世に伝えています。今回は、武士や商人たちの日記から、当時の社会を明らかにしていきます。

荒武 賢一朗(あらたけ けんいちろう) 東北大学東北アジア研究センター・准教授

1972年京都市生まれ。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。関西大学文化交渉学教育研究拠点COE助教などを経て、2012年4月より現職。専攻は日本近世史・経済史。江戸時代の歴史史料(古文書=こもんじょ)を調査し、都市や商業に関する歴史を研究している。著書は『屎尿をめぐる近世社会―大坂地域の農村と都市―』(清文堂出版、2015年)、『日本史学のフロンティア1・2』(法政大学出版局、2015年)など。