第39回 震災・復興をめぐる政治理論
開催日:2016年1月22日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

東日本大震災からの復興の歩みのなかでは、さまざまな政治的な対立や分断が生まれました。今日の政治理論研究の知見をふまえながら、震災・復興をめぐる論点を整理して、われわれが考えるべき「問い」とはなにかを再考します。

犬塚 元(いぬづか・はじめ) 東北大学大学院法学研究科・教授
1971年生まれ。東京大学博士(法学)。政治学(政治学史・政治思想史)専攻。代表的な研究成果として、著書『デイヴィッド・ヒュームの政治学』(東京大学出版会)、編著『岩波講座 政治哲学2』(岩波書店)など。今回の講演に関連する私の文章は、稲葉馨ほか編『今を生きる:東日本大震災から明日へ 復興と再生への提言―3法と経済』(東北大学出版会)や、『3.11を心に刻んで 2013』(岩波ブックレット)に収められています。