第45回 なぜグローバル企業のトップに抜擢されるのか? ~インド人の「能力」と「脳力」~  
開催日:2017年1月20日(金)18:00~19:45
会 場:せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア

グローバル化の時代、インド人の活躍が華々しい。 新事業を興し、世界企業のトップを極め、経済の牽引役を担っている。 マイクロソフト、グーグル、アドビなどのCEOはみなインド系である。 ソフトバンクの副社長への就任と離任で話題を呼んだニケーシュ・アローラも技術畑出身のインド人経営者だ。 本講演では、IT分野を中心に世界に君臨するインド人たちの頭の中身と成功の秘訣にせまる。

山下 博司(やました ひろし) 東北大学大学院国際文化研究科・教授

仙台市青葉区、1954(昭和29)年2月10日生まれ。マドラス大学ラーダークリシュナン哲学高等研究所博士課程修了、Ph.D.、南アジア地域研究、インド文化史・宗教史、インド移民研究 。名古屋大学国際開発研究科助教授等を経て現職。国立民族学博物館共同研究員。国際ドラヴィダ言語学研究所、国立シンガポール大学社会学科、タイ国立バンディットパッタナシン舞台芸術大学の客員研究員を歴任。インド滞在は留学期間を含む10年以上。現在、東南アジアを中心にインド移民の調査に従事。単著に『ヒンドゥー教』『ヨーガの思想』(講談社選書メチエ)、『インド人の「力」』(講談社現代新書)、『古代インドの思想』(ちくま新書)。岡光信子との共著に『インドを知る事典』『アジアのハリウッド』(東京堂出版)など。