人社サロン|三太郎の小径

TOHOKU UNIVERSITY
scroll

BOOKS

book cover
社会科学
〈怪異〉とナショナリズム
著者/編者 茂木謙之介・小松史生子・副田賢二・松下浩幸
出版社 青弓社
出版年 2021年
定価 本体3,800円+税

近代日本においては、近代化の過程で中央集権化とともに合理化が進められたが、そのなかで〈怪異〉は非合理な他者の一つとして排除された。だが〈怪異〉は近代社会と緊張関係をはらみながら様々に表象され、ナショナリズムにときに対抗し、ときに加担してきた。この両者の関係について、「戦争」「政治」「モダニズム」という3つの視点のもと、文学研究・歴史学・思想史・メディア史・宗教学などから領域横断的に論じる。

AUTHORS / EDITORS

著者略歴

Photo
茂木 謙之介
研究分野:表象文化論・日本近代文化史・メディア史
東北大学大学院文学研究科准教授
博士(学術)(東京大学)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了

RELATED BOOKS

関連書籍