指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点

東北大学東北アジア研究センター
災害人文学ユニット

Core Research Cluster of Disaster Science

Center for Northeast Asian Studies Disaster Humanities Unit

災害人文学研究とは

東日本大震災に対応する形で、文化人類学・宗教学・歴史学は災害復興や防災に関わる調査研究事業を行うようになりました。従来、これらの学問分野は基礎研究を基軸とし応用的な側面は副次的な扱いでしたが、震災以降そうした状況は変化しました。具体的に言えば、文化人類学や宗教学は民俗芸能などの無形民俗文化財がもつ震災復興への役割についての実践的調査研究を、歴史学は地域の歴史文書資料に関わる保全活動を行ってきました。本ユニットは、これまで蓄積されてきたこれらの分野における災害に関わる実践的研究の成果を踏まえ、新たなる研究領域の開発をふまえつつ、さらなる発展と総合化を行うことを目的とします。地域博物館や文化財研究機関などとも連携し、災害に関わる文化人類学・宗教学・歴史学などの共同研究を運営するとともに、それらを総合化する研究実践と理論開発を行います。特に文化財のデジタル資料化に関わる方法論や映像資料の活用化を積極的に検討します。これらを通して、災害人文学という領域を立ち上げるとともに、その牽引的組織・拠点的組織となることを目指します。具体的には以下、四つの研究班に分かれて事業を推進します。

 

→「歴史と災害」
Historiography of disaster archives with high resolution scan
→「三次元の民俗学」
3-D scanning analysis of local cultural heritage

→「健康と民俗」
Community health and intangible cultural heritage

→「震災映像アーカイブ」
Archiving of disaster films and their applications to disaster prevention and education

山元町八重垣神社のお天王様祭り(2012年)
Otennou-sama Festival in Yamamoto-chou, 2012

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