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東アジアにおける社会変化と文化的持続に関する人類学的研究ユニット

                          2017(平成29)年度 ~ 2020(平成32)年度

設置の目的
  • ■グローバリゼーション、都市化、少子高齢化等の進展で、急激な社会変化が体験されつつある一方、旧来からの社会慣行や文化的価値観の持続や再生現象もまた根強く観察される東アジア諸社会。
  • ■「文化の持続」にかかわる諸現象は、伝統文化の客体化や商品化といった操作的・功利的レベルと、個人や地域社会によるアイデンティティー確立への希求といったより本源的レベルの2層において同時に進行している。
  • ■こうした2つの層の事象にそれぞれ注目しつつ、家族・親族関係、移住、観光など多様な側面からいくつかの共同研究プロジェクトを遂行し、摩擦、衝突、妥協、変形、再定義等の過程を含む両者間のダイナミズムについて総合的に解明して行く。