第3回国連防災世界会議(於 宮城県仙台市)に
展示を出展しました




表 題 無形民俗文化遺産に対する防災人類学・民俗学
      Disaster Risk Reduction Anthropology for the Local Intangible Cultural Heritage
日 程 2015年3月14日(土)~18日(水) 10:00~20:00
ブース 東北大学 川内北キャンパス A102講義室 211
                  東北大学ウェブサイトはこちら
                  国連ウェブサイトはこちら


[趣意]
 地域防災力の総合的強化への寄与を目的とする無形文化遺産の継承支援・調査活動について報告する。東日本大震災後の津波被災地の無形民俗文化財調査の成果に触れながら、地域防災的観点から無形文化遺産調査の役割と可能性を提示する。また文化人類学・民俗学分野による震災対応時の望ましい方法について触れながら、研究者・博物館・地域行政に関わる国内外の関係者と協働と知見の共有を図る。

 The research and supporting activities on the local intangible cultural heritage would be a way for empowerment of the disaster risk reduction. Our group organized the applied anthropological project in the Tsunami attacked areas. The exhibition is to share the knowledge and to make the collaboration with the related policy-makers and cultural administrator.

 第3回国連防災世界会議についてはこちらをご参照ください
 

関連展示・パブリックフォーラム

 本共同研究に寄せられた展示・パブリックフォーラム等の情報を掲示しております。

第3回 国連防災世界会議パブリックフォーラム「震災と宗教者の役割」
主 催:東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座
日 時;2015年3月17日(火) 13:30~15:40
会 場;東北大学川内北キャンパス C棟2階 C201教室
プログラム;
1.趣旨説明
2.講演1 金田諦応(曹洞宗通大寺)「カフェ・デ・モンクの活動について」
  講演2 谷山洋三(東北大学)「臨床宗教師の意義について」
3.パネル報告:公共空間における宗教者の役割について
  報告者:細谷朋子(オタワ愛徳修道女会)「カリタス石巻ベースの活動から」
     遠山玄秀(日蓮宗)「チームビハーラの活動から」
        田中至道(浄土真宗本願寺派)「沼口医院での臨床宗教師としての活動から」
   コメント:篠原鋭一(曹洞宗長寿院)
     司会:高橋原(東北大学)
※同時通訳なし 配布資料(日本語・英語)

企画の趣旨;
 東日本大震災を機に、2012年4月に東北大学に設置された実践宗教学寄附講座では、公共空間で心のケアを行うことができる宗教者(=臨床宗教師)の養成を目的とする臨床宗教師研修を実施してきました。現在までに6回 の研修を行ない、のべ95名の宗教者の方々が修了証を受け取りました。
 このフォーラムでは、東日本大震災において宗教者が果たした役割をあらためて振り返るとともに、被災地で始まった「臨床宗教師」がどのような現場に活動を広げているのかを紹介し、震災という契機に直面した宗教者が、今後、それぞれの現場でどのような役割を果たしていくことができるのか、可能性と課題を問い直します。

問い合わせ先;東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座
ホームページ;http://www.sal.tohoku.ac.jp/kokoro/blog/log/eid74.html
top