OFRG:Oceanfloor Research Group です。東北大学理学部・理学研究科の海洋底科学講座および、東北アジア研究センターの地球化学研究分野です。私たちは岩石が語る海底の動き、プレートの動きを捉え、マグマが映し出す地球の躍動を捉える研究を行なっています。
沈み込む海洋プレートのリソスフェア・アセノスフェア境界の実像を知ることは固体地球科学の重要なミッションです。海洋プレートが沈み込む際に屈曲してできる地形的な高まり・アウターライズの周辺にはプチスポット火山とよばれる海底火山が噴出します。それらの噴出活動と玄武岩溶岩が記録した化学組成や同位体組成の解析から海洋プレートの構造とその進化過程の解明を目指しています。
2000年代に入り、プチスポット火山の発見や太平洋プレートの詳細な構造探査によって、新たな太平洋プレートの構成岩石や構造が判明しました。海溝に沈み込む太平洋プレートの地質や構成岩石の認識は変わりつつあります。海溝から地球内部に沈み込む深海底の物質は、プレート境界型巨大地震の発生や震源域の広がりかたを制御していると考えられます。調査地域である太平洋の深海底は未知の世界です。
北海道東部には1億~5千万年前の古太平洋深海底の岩石が露出しています。北海道東部に位置する根室帯と常呂帯です。これらは、北海道西部を含めた日本列島がユーラシア大陸を起源とする地質帯とは異なり、過去の深海底を起源とする珍しい地域です。海底マグマで形成された玄武岩の形成過程や、地層の堆積環境を紐解いて、当時の太平洋深海底を復元します。
計算機技術の進歩と数理・情報科学の進展は固体地球科学の分野にも大きな恩恵をもたらしています。プログラミング言語を用いた統計解析法・データ駆動型解析手法の開発など、実践の研究に応用しています。さらに、先端的な分析に耐えうる前処理システム環境整備などにも取り組んでいます。
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東北大学理学部・理学研究科
東北アジア研究センター
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川内北キャンパス A07-225
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教授 平野 直人
助教 後藤 章夫
宮本 毅
Daniel Pastor-Galán
大学院生 1名(博士)
1名(修士)
学部生 1名