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寺山 恭輔 〔てらやま・きょうすけ〕 東北大学 東北アジア研究センター ロシア・シベリア研究分野・教授 【専攻】 ロシア・ソ連史 日露・日ソ関係史 |
【略歴】
1993年3月 | 京都大学 大学院文学研究科博士後期課程研究認定退学 (文学博士1996年3月) |
1995年10月 | 九州大学 助手 大学院比較社会文化研究科 |
1996年12月 | 東北大学 助教授 東北アジア研究センター |
2007年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 准教授(職階名変更による) |
2013年4月 | 東北大学東北アジア研究センター 教授 |
【業績】
⇒ 東北大学研究者データベース
⇒ researchmap
【教育活動】
全学教育
歴史学
学部講義
大学院講義 ユーラシア文化史特論、ユーラシア文化史研究演習
【連絡先】
〒980-8576 仙台市青葉区川内 東北大学東北アジア研究センター 気付
TEL : (022)795-6077
FAX : (022)795-6077
【研究紹介】
ロシアの東方からスターリン体制の深化・発展を考察する
中国共産党の一党支配、南北朝鮮の分断など現代の東北アジア情勢の理解には第二次大戦前の時代に遡り歴史を検証する必要がある。ソ連のスターリン体制がこの地域に及ぼした影響は、北方領土問題はいうまでもなくきわめて重大である。一方で、このスターリン体制の深化・発展は内的要因だけでは説明できない。日本による『満州国』樹立に対抗してモンゴル、新疆の状況に深く介入していく過程をすでに明らかにしたが、これは戦後の冷戦、東欧への勢力圏拡大の先行事例として有益だろう。現在、ソ連東部における物的・人的な総動員体制の確立、中央による極東地方の集権的統治の実態等について、モスクワのソ連共産党、政府、軍、外務省等の中央の公文書館、極東やシベリアの公文書館で収集する一次史料をもとに研究を進めている。
【主な研究テーマ】
● スターリン時代を中心とするソ連政治史の研究
● 日ソ関係の研究
● ロシア・ソ連国境における民族政策(フィンランド、ポーランド、 シベリア、極東等)に関する研究
● プーチン時代を中心とする現代ロシア政治に関する研究
● ロシア、ソ連の検閲に関する研究

ソ連時代のプロパガンダポスター
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