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本センター佐々木専門研究員が、
2013年度日本中国学会賞(哲学・思想部門)を受賞
本センターの佐々木聡専門研究員が『日本中国学会報』64集(2012年)に発表した以下の論文が2013年度日本中国学会賞(哲学・思想部門)を受賞しました。
「『開元占経』の諸抄本と近世以降の伝来について」
日本中国学会は中国哲学・文学・語学研究の総合的全国学会で、学会賞は1969年に設立されました。毎年発行される『日本中国学会報』掲載論文を主な対象とし、40歳以下の研究者2名程度が学会賞に選ばれます。今回、佐々木専門研究員は、唐代に編纂された天文暦学・占術の集大成である『開元占経』の伝本について、国内外の多くの機関にて実地調査を行い、テキスト系統を整理し、最も素性の確かなテキスト系統を明らかにした点、また元・明以降の本書の流伝状況に一つの指針を示した点などが評価されての受賞となりました。
学会賞は『日本中国学会報』65集にて発表され、先日10月12日秋田大学で行われた第65回大会の総会にて授賞式が行われました。 |
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