

震災復興のための地中レーダによる遺跡探査推進

東日本大震災からの復興における住宅の高台移転に伴い、今後5年間程度で震災地域において多数の遺跡調査の実施が予想されている。地中レーダー(GPR)は非開削の探査技術であり、遺跡の迅速に判断することができる。また発掘に先立ち、地中レーダーによって遺跡状況を把握することで、効率のよい調査が実現できる。そのため、本研究では東北大学が開発した新しい地中レーダー計測手法(アレイ型GPRと高精度調査3DGPR技術)を利用した遺跡調査技術を、地方自治体の遺跡探査へ実践的な技術協力・技術指導することで震災復興を推進する。

2013年度~2015年度

氏名 | 所属 |
佐藤 源之 | 東北アジア研究センター |
高橋 一徳 | 東北アジア研究センター |
Christian Koyama | 東北アジア研究センター |
劉 海 | 東北アジア研究センター |
藤沢 敦 | 東北大学 埋蔵文化財調査室・特任准教授 |
金田 明大 | 奈良文化財研究所・主任研究員 |

IGARSS2013(メルボルン)、地下電磁計測ワークショップ(仙台)などを予定。
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