2017年6月12～16日の5日間、シカゴ大学主催「THE UNIVERSITY OF CHICAGO 2017 Reading Kuzushiji Workshop（くずし字解読ワークショップ）」が開催されまし た。このワークショップでは東北アジア研究センターの荒武賢一朗准教授が講師 を務め、江戸時代の古文書解読について講義をおこないました。参加者はシカゴ 大学の教員・大学院生のほか、アメリカ各地の大学で日本研究をされている方々 で合計18名の皆さんでした。シカゴ大学との連携は今回が4回目となりますが、 初回（2014年6月）から出席している皆さんはずいぶんと解読能力が向上し、日 頃の努力がよくあらわれていると感心します。ワークショップの翌日（6月17日） にはシンポジウムがおこなわれ、美術史や思想史など日本に関する貴重な研究成 果が披露されました。センターでは、これからも海外で日本の歴史・文化を学ぶ 人々と交流を持ち、互いに良い結果が出るように努力していきます。

ワークショップ参加者（2017年6月17日撮影）