東北大学東北アジア研究センター(兼務 同大学院環境科学研究科)の高倉浩樹
教授、ジョージメイソン大学S.クレイト教授、ライプツィッヒ大学M.ウーリ
ッヒ博士、ハンブルグ大学J.O.ハーベック教授、ロシア科学アカデミーシベリア
支部永久凍土研究所A.N. フョードロフ博士、三重大学飯島慈裕准教授、名古屋
大学檜山哲哉教授らの国際共同研究チームは、東シベリア北極域に広がる永久凍
土の人類文化500年史を解明すると共に、現在の地球温暖化が過去にない早さで
永久凍土生態系及び地域社会に影響を与えていることを明らかにしました。
本成果はエルゼビア社の学術誌「Anthropocene」18巻(2017年7月)に掲載されました。
Crate, S., Ulrich, M., Habeck, J.O., Desyatkin, A.R., Desyatkin, R.V.,
Fedorov, A.N., Hiyama, T., Iijima, Y., Ksenofontov, S., M ?esz ?aros, C.
and Takakura, H. (2017): Permafrost livelihoods: A transdisciplinary
review and analysis of thermokarst- based systems of indigenous land use.
Anthropocene, 18, 89-104, doi:10.1016/j.ancene.2017.06.001.
北極域永久凍土の人類文化500年史の解明 文理融合による東シベリアの気候変動と社会文化の相互作用(プレスリリース)
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