東北大学Center for Northeast AsianStudies東北大学 東北アジア研究センター 言語マップ 한국어 日本語 English 中文 Русский
東北アジア研究センターについて スタッフ 研究活動
公募型共同研究
プロジェクト研究
進行中の共同研究
完了した共同研究
科研費等
研究集会
研究データベース
教育
出版物 学術交流 図書室 関連サイト
進行中の共同研究

研究題目
自然災害の発生による政治・社会構造の変容に関する比較研究

研究内容
 自然災害の発生は、社会の意識や構造、政治論理を大きく変容させる。既存研究の多くは、自然災害が発生した当時の状況を「平時とは異なる危機的状況」と見做し、その特殊な状況下での政治運営のメカニズムや社会の行動原理を明らかにした。
 それでは、自然災害の発生は「平時とは異なる」ことから、その後の政治・社会構造と断絶しているのであろうか。平時には相互の利益調整が必要とされる政策決定過程が、自然災害の発生時には、それに対する措置として、政府が強制力をもって政策を選択することができる。そういった政府の行為は、平時との非連続性を抽出することができるが、歴史的制度論の見地を援用すれば、その後の復興期へと移行するにつれ、危機時に選択された政策は平時の政治・社会構造に埋め込まれ、再度大幅な変更を加えることが難しくなる。
 本共同研究は、自然災害の発生をその後の政治・社会構造を形成する決定的契機であったと捉えなおし、社会的危機下の状況とその後の平時の状況との連続性を検証する。そして、本共同研究は、このような分析視角に基づき、時間軸においても空間軸においても幅広く事例を採取し、量的・質的な分析を駆使した比較研究を遂行することで、自然災害に直面した国家の政治・社会構造の変容に関する普遍的な法則を導出することを目指す。

研究期間
2018年度~2018年度

研究組織
氏名 所属
内藤 寛子 東北アジア研究センター
菊地 映輝 国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター
松谷 昇蔵 中南財経政法大学
三谷 宗一郎 医療経済研究機構
小野田 亮 法政大学


このページのTOPへこのページのTOPへ
ニューズレター
アクセス
お問い合わせ
サイトマップ
TOPへ戻る
side_ber
 東北大学
 東北アジア研究センター

 〒980-8576
 宮城県仙台市青葉区川内41番地
 TEL(022)795-6009, 3707
 FAX(022)795-6010
 http://www.cneas.tohoku.ac.jp

Copyright 2007 Center for Northeast Asian Studies. All Right Reserved. bg