20世紀ユーラシア史研究ユニット
2018年度~2020年度(3年間)
氏名 | 組織 |
上野 稔弘 | 東北アジア研究センター准教授 |
寺山 恭輔 | 東北アジア研究センター教授 |
阿南 友亮 | 東北大学大学院法学研究科教授 |
本ユニットは、平成24-28年度の五年間遂行した20世紀ロシア・中国史再考研究ユニットを継続発展させるものである。本ユニットではユーラシア世界の二大国である中国とロシアを対象地域の核とする点は踏襲しつつ、その周辺国・地域をも対象に加え、未解明の部分が依然多い辺疆交界地域や複数国に跨がる課題を共同で分析することで、一国史研究の枠を越えた「ユーラシア史研究」を模索する。また一次史料の公開が進行・拡大している20世紀前半期を主たる対象時期とするが、一次史料の公開が本格化しつつある冷戦期についても分析対象に含め、強力なリーダーシップで毛沢東・スターリン時代を彷彿とさせる中ロ二大国が影響力を発揮するユーラシアの現況に対する歴史的背景の理解に資することを目指す。本ユニットはこうした枠組みの下に中ロ両国を核とする20世紀ユーラシアに関心を抱く歴史研究者が、諸課題に関する一次史料の情報を交換・共有しつつ協力して解明を進め、その成果を市販書等の形で社会還元するための活動拠点を形成する。
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