

出版文化資料データベース研究ユニット

2013年度~2015年度(3年間)

氏名 | 組織 |
磯部 彰 | 東北アジア研究センター教授 |
佐々木 聡 | 東北アジア研究センター専門研究員 |

アジアの文化や歴史環境などを研究する上で、出版文化を主とする典籍資料は重要な役割を果たす。10世紀に始まった木版印刷による資料は多岐に亘り、研究文献資料であるとともに、それ自体が文化遺産としての性格を持つ。
本研究ユニットでは、特定領域研究、及び日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業による拠点形成、そして、特別推進研究を進める中で蒐集した東アジアの典籍の研究と、その文化財としての性格を明らかにし、その成果に基づいたデータベースを作成して一般に公表する。ユニットを通して、日中韓三国及び欧米諸国の相互研究交流を推進し、東アジアを中心とした出版文化をめぐる教育の共同利用拠点を更に発展させて行く。同時に蒐集した出版資料を共同利用して、近世から近現代の東アジア世界の構造を明らかにするための共同研究を設置する。
![]() 倣仇英『清明景物図巻』明時代に郊外で行なわれた演劇風景 |
![]() ![]() 『明倫大典』明朝の嘉靖帝が自己の正統性を示すため出した宮廷出版物 |

典籍文化遺産の研究(2013-2015)

出版文化資料データベース研究ユニット
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