TOP > 概要 > 事業内容
【概要 : 事業内容 | センター長挨拶 | 組織】
大学共同利用機関法人人間文化研究機構 北東アジア地域研究推進 事業内容
共通テーマ「北東アジアにおける地域構造の変容:越境から考察する共生への道」
【本事業について】
人間文化研究機構はこれまで、大学利用共同機関法人として文部科学省の助成の下、人間文化の研究を行う六つの組織を統括する役割を担ってきました。2016年4月20日に第3期中期計画の期間が始まるのに伴い、NIHUが統括する新たな組織「総合情報発信センター」と「総合人間文化研究推進センター」が本部の下に立ち上げられました。前者は研究成果の効果的な発信を目指すものです。後者はNIHUの新しい総合分野的な事業の推進および統括を行っていくものです。第3期中期計画では、過去10年間NIHUが進めてきた地域研究プロジェクト「イスラム地域研究」、「現代中国地域研究」、「現代インド地域研究」を新しい体系の下で「地域推進事業」として再編して行くことを目標としています。この過程で、新たな地域研究として立ち上げられたのが、「北東アジア地域推進事業」です。「北東アジア地域推進事業」は「現代中東地域研究推進事業」、「南アジア地域研究推進事業」、「現代中国地域研究推進事業」の一角としてNIHU総合人間文化研究推進センターの管理の下で運営されます。
【北東アジア地域研究のためのネットワーク(本事業基本計画より)】
地域推進事業はネットワーク型研究プロジェクトとして位置づけられます。「北東アジア地域推進事業」は北東アジア地域に関連する研究をリードする、国内5つの研究拠点によって実施されます。これには、中心拠点である国立民族学博物館、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター、東北大学東北アジア研究センター、富山大学極東地域研究センター、島根県立大学北東アジア地域研究センターが含まれます。各研究機関およびそれぞれの機関がすでに関係を持つ国内外の研究機関による、人と情報のネットワークを通じて研究協力体制を強化し、共同研究や共同調査に発展させていくことを目指しています。

|