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nav 栗林 均・斯欽巴図編:蒙文倒綱 -モンゴル語ローマ字転写配列-(2014年)

『蒙文倒綱』は賽尚阿(サイシャンガ)による1851年の序をもつモンゴル語・漢語・満洲語の3言語対照辞典で、全16巻からなる写本である。字母順配列のモンゴル語辞書の嚆矢として清朝の後期に通行し、近代モンゴル語辞典の発展に大きな影響を与えた(原本の影印は東北アジア研究センター報告第6号として公刊された、)。
本書は、『蒙文倒綱』(全16巻)の全項目についてモンゴル語と満洲語をローマ字転写し、漢語を翻刻し、モンゴル語のローマ字転写のアルファベット順に配列したものである。見出し語のモンゴル語にはモンゴル文字表記を付し、それぞれの項目が記載されている原本の位置を巻数と丁数裏表で示した。

KURIBAYASHI Hitoshi and Sechinbat
Mengwen Daogang -Arranged by Romanized Mongolian Words with Chinese and Manchu-

nav 栗林 均編:『土族語詞彙』蒙古文語索引(2013年)

「土族語」は中国青海省に居住する土族によって話されるモンゴル系の言語で、 モングォル語とも呼ばれる。本書は、哈斯巴特尔(ハスバートル)等编『土族语 词汇』(内蒙古人民出版社、1985年)に収録されている土族語の語彙約6千項目 の中から、モンゴル語と共通の起源を有する単語を抽出して、それらに対応する モンゴル文語のローマ字転写形を見出し語として配列したものである。
数百年にわたって独自の発展を遂げてきたと考えられる土族語においてモンゴル系の単語がどのように保持されあるいは変化を蒙ったのか、土族語の歴史とモンゴル系言語の歴史を研究する資料とした。

KURIBAYASHI Hitoshi
Written Mongolian Index to The Monguor Vocabulary

nav 高橋陽一編著:江戸時代の温泉と交流 -陸奥国柴田郡前川村佐藤仁右衛門家文書の世界-(2013年)

2012年5月~8月にかけて、宮城県柴田郡川崎町(旧陸奥国柴田郡前川村)の佐藤仁右衛門家文書の調査が実施された。佐藤家は遅くとも江戸時代初頭より青根温泉の湯守(温泉管理人)を務め、温泉宿を経営している。調査の結果、同家に残る古文書の総点数は約2000点に上り、これまで明らかにされてこなかった通時的な温泉運営の実態や、温泉宿と他地域との公私にわたる交流を明らかにしうる貴重な史料が含まれていることが判明した。本書にはその成果の一端として、古文書の翻刻文と共に、佐藤家と周辺の地域住民や温泉との関係を解明した論説などが収載されている。

TAKAHASHI Yohichi
Hot Springs and Interaction in Edo period - The World of the Historical Documents of Sato Niemon in Maekawa Village of Shibata Province of Mutsu -

nav 磯部 彰著:清朝宮廷演劇文化の世界(2012年)

清朝では、皇帝が演劇を好んだため、宮廷内でも演劇が行なわれたと指摘されて来た。本書では、宮廷演劇の役割を更に深く分析し、作品には皇帝の徳治が随所に織り込まれ、王朝の儀礼として上演されたことから、清朝が東アジア統治の手段として用いた芸能が宮廷演劇という観点を導き出した。具体的には、大戯及び承応戯の研究と作品紹介、及び京劇の資料紹介から成る。
宮廷演劇作品の梗概など、初めての紹介であり、今後の東アジア出版文化研究にも一定の役割を果たす。国内外七名の研究者による共著で、共同研究の成果の一つである。

Akira Isobe
The Report on the Culture of Court Theatre during the Qing Dynasty

nav 栗林 均著:『保安語詞彙』蒙古文語索引(2012年)

「保安語」は中国甘粛省に居住する保安族、および青海省同仁県に居住する一部の土族によって話されるモンゴル系の言語である。本書は、陳乃雄等編『保安語詞汇』(内蒙古人民出版社、1985年)に収録されている保安語の語彙約7千項目の中から、モンゴル語との同源語を抽出してモンゴル文語から検索ができるように配列したものである。モンゴル文語形(ローマ字転写表記)を見出し語として、原本に記載されている保安語形(音声記号表記)と漢語訳、原本の出現位置(記載頁)を示した。さらに、見出し語には、モンゴル文字によるモンゴル文語形と簡単な日本語訳を付して利用の便宜を図っている。

Hitoshi KURIBAYASHI
Written Mongolian Index to the Baoan Vocabulary

nav 栗林均編:『元朝秘史』傍訳漢語索引(2012年)

『元朝秘史』は、14世紀末の中国明朝初期の時代にモンゴル語の原文を漢字の音をもって表記した文献であるが、本文の漢字表記モンゴル語の脇には単語ごとに逐語的な漢語の訳語が付されている。漢字でモンゴル語の発音を表記している部分をモンゴル語の「音訳」と呼ぶのに対して、モンゴル語に付されている漢語逐語訳を「傍訳」と呼ぶ。本書は、四部叢刊本『元朝秘史』の傍訳漢語の全ての語句を拼音のアルファベット順に配列し、それぞれの出現回数と出現位置、およびその傍訳が付されているモンゴル語のローマ字転写と漢字音訳表記を示したものである。

Hitoshi Kuribayashi
Chinese Word-Index to the Secret History of the Mongols

nav 栗林均編:『達斡爾語詞彙』蒙古文語索引 附:満洲文語索引(2012年)

本書は、恩和巴图等编『达斡尔语词汇』(内蒙古人民出版社、1984年)に収録されているダグル語の語彙約7千項目の中から、モンゴル語との同源語と満洲語からの借用語を抽出してそれぞれモンゴル文語と満洲文語からの検索ができるように配列したものである。モンゴル文語形(ローマ字表記)を見出し語とした「蒙古文語索引」と、満洲文語形(ローマ字転写)を見出し語とした「満洲文語索引」の二部により構成されている。

Hitoshi Kuribayashi
Written Mongolian and Written Manchu Indices to the Dagur Vocabulary

nav 岡洋樹編:『歴史の再定義―旧ソ連圏アジア諸国における歴史認識と学術・教育』(2011年)

本書は、2010年2月に開催された東北アジア研究センター・シンポジウム「歴史の再定義:旧ソ連圏アジア諸国の学術・教育」に提出された報告論文集である。序論とモンゴル、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、コーカサス、ロシア連邦サハ共和国に関する10本の論文が収録されている。各国・地方それぞれについて、日本人研究者と、各国現地研究者による2本の論文からなり、各論文は、これらの諸国・地方におけるソ連圏解体後の歴史記述、教育、文化における変化の共通性と相違点を明らかにしている。

Hiroki OKA ed. 2011
Re-defining History

This publication contains the articles contributed to the International symposium “Re-defining history: “ held in February 2010 at Tohoku University. The introduction and ten articles discussing Post Soviet era historiography and education in the former socialist countries including Mongolia, Uzbekistan, Azerbaijan, Caucasus and the Sakha Republic of Russian Federation are included. Each section consists of the articles of Japanese specialists and the scholars invited from the countries. This book revealed the commonalities and differences of the countries’ post-Soviet trends of historiography, education and culture.

nav 磯部彰編:『高岡市立中央図書館蔵鄭雲林刊<全像三国志伝>原典と解題(下)』(2011)

本書は、東アジア出版文化研究の基本となる善本の一種で、京都大学以外、世界に存在しないと言われた三国志演義の版本で、完全本である高岡市立中央図書館所蔵書の影印資料である。京都大学本は欠葉があり、かつ、同版でない可能性もある。三国志演義研究上、重要な文献である。内容は、資料本体と鄭雲林刊本の書誌、及び、建陽の書林鄭氏一族の研究から成る。なお、本書は、一冊の製本では取り扱いが難しいので、上冊・下冊二分冊に分け、その内の巻11から巻20を収めた下冊にあたる。

Akira ISOBE ed. 2011.
A Study on “Quan-xiang San-guo Zhi zhuan” published by the Zheng Yun-lin from Takaoka Central Library Collection (II)

nav 滝澤克彦編:『ノマド化する宗教、浮遊する共同性―現代東北アジアにおける「救い」の位相』(2011)

本書は2009年2月28日に行われた同名のシンポジウムをもとに編まれた論文集である。シンポジウムでは、鈴木岩弓氏による基調講演を始め、モンゴルと韓国の2つのセッションと、それに対するロシア・中国研究者からのコメントおよび総合討論が行われた。そこでは、宗教学および文化人類学的視点から、それぞれのフィールドワークにもとづきつつ、冷戦構造崩壊後の東北アジア地域における政治・経済・社会的状況の変化と信仰実践の関わりについて分析が行われる。特に、既存の宗教と新たな信仰実践を巻き込みつつ「ノマド化する宗教」が、グローバル化の進展を前提としつつも、ローカルとグローバルの二分法には単純に還元することができないような「浮遊する共同性」を生み出していることが確認された。

Katsuhiko Takizawa (ed.) 2011
Nomadizing Religion and Floating Communality:
Topology of "Salvation" in Contemporary Northeast Asia

This collection of papers is based on a symposium of the same title held on February 28, 2009. The presentations and discussion at this symposium dealt with the complex changes in the role of religion in Northeast Asia following the collapse of the Cold War structure.
The rapid globalization produced multilayered exchanges of people, things, money, and information, creating a dramatically expanded network. This fluidity of Northeast Asian society promoted not only the transformation, erosion, or revival of existing religions, but also the emergence or penetration of religions which had never existed there before.
These changes created a new communality, and also re-drew borders by influencing the identity of the people. The fluid communality formed by the layered ties of individuals who are involved in nomadizing religions is “floating,” in that they cannot be reduced to either the global or the local.

nav 磯部彰編:『高岡市立中央図書館蔵鄭雲林刊<全像三国志伝>原典と解題(上)』(2011)

本書は、東アジア出版文化研究の基本となる善本の一種で、京都大学以外、世界に存在しないと言われた三国志演義の版本で、完全本である高岡市立中央図書館所蔵書の影印資料である。京都大学本は欠葉があり、かつ、同版でない可能性もある。三国志演義研究上、重要な文献である。内容は、資料本体と鄭雲林刊本の書誌、及び、建陽の書林鄭氏一族の研究から成る。なお、本書は、一冊の製本では取り扱いが難しいので、上冊・下冊二分冊に分け、その内の序及び巻1から巻10を収めた上冊にあたり、解題資料を付けた。

Akira ISOBE ed. 2011. A Study on “Quan-xiang San-guo Zhi zhuan” published by the Zheng Yun-lin from Takaoka Central Library Collection (I)

nav 谷口宏充編:『白頭山火山とその周辺地域の地球科学』(2010)

本書は2000年度より行われてきた白頭山を対象とした共同研究の成果をまとめた論文集であり,叢書16号以降に得られた知見を新たにまとめたものである。文理連携による研究成果をまとめた前号とは異なり,地質学・地球物理学・地球化学といった自然科学分野の立場で,過去から現在にかけての白頭山の噴火活動について検討を行っている。また,本書では北朝鮮から寄稿された論文2編が掲載されており,現段階における白頭山の噴火活動に対するそれぞれの認識の相違を知ることができる貴重な資料となっている。

Hiromitsu TANIGUCHI 2010
Earth science of Baitoushan volcano and its adjacent area

nav 磯部彰編:清初刊教派系宝巻二種の原典と解題―『普覆週流五十三参宝巻』と『姚秦三蔵西天取清解論』―(2010)

本書は、清朝の初期に、民間で作られた宗教経典である宝巻2種の複製とその提要から成る。『姚秦三蔵西天取清解論』は順治2年(1645年)に出版された宝巻である。一方、『普覆週流五十三参宝記』は、康煕32年(1693年)、黄天道と呼ばれる宗派の流れをくむ宗祖による製作で、北京で出版された。明末清初の宝巻は、勅版経典を模倣した立派な体裁であり、製作地も宮廷のある北京城内の出版元で仏教や道教の経典とともに作られたことから、当時は禁書ではなかったことが判明する。原典には出版元の情報も記述され、装幀に用いられた絹布やその版型などを加えて考えると、内廷の皇妃や女官・宦官、北京在住の官僚・富裕層などがそのパトロンであったことを示す。ここに原典影印の意義がある。

nav 平川新監修、寺山恭輔・畠山禎・小野寺歌子編:ロシア史料にみる18~19世紀の日露関係 第五集(2010)

本史料集には、レザーノフ使節団が江戸幕府から国交樹立交渉を拒否されてカムチャツカに帰還して以降の史料49点の日本語訳を収録し、そのうち新たに発掘された35点のロシア語元史料も第四集同様、後半に収録している。フヴォストフ、ダヴィドフらによる日本人集落襲撃に関する生々しい文書をはじめ日露関係史の考察にとって貴重な史料集となっている。

nav 佐藤大介編著:18~19世紀仙台藩の災害と社会 別所万右衛門記録(2010)

本書は、大規模な災害が頻発する中で、それに直面した人々がどのように危機に対応したか、また社会がどのような復旧・復興過程をたどり、新たな社会システムを築いていったかを、日本史学の立場から考察することを目的として、仙台藩士別所万右衛門の記した18世紀から19世紀の災害記録全文を翻刻し収録したものである。
あわせて、所収した記録の分析を中心に、当時の人々の災害への対応や復興過程、藩主や官僚層らを中心とする仙台藩政の動向について解明している。以上を通じて、本書では日本列島における災害と社会との関係史について考察する素材と視角を提示している。

nav 栗林均編
『蒙文総彙』-モンゴル語ローマ字転写配列-(2010)


本書は中国清朝末期の1891年に北京で出版されたモンゴル語・漢語・満洲語の3言語対照辞典『蒙文総彙』に収録されている全項目をモンゴル語のローマ字転写形のアルファベット順に配列したものである。『蒙文総彙』は、全12冊からなる木版印刷本で、字母順に配列された近代の代表的なモンゴル語辞書として位置付けられる。収録されている項目の総数は16,381にのぼる。本書では、全項目のモンゴル語のローマ字転写、モンゴル文字翻刻、漢語の翻刻、満洲語のローマ字転写、出現位置を示した。

nav 平川新(監修)、寺山恭輔・畠山禎・小野寺歌子編
『ロシア史料にみる18~19世紀の日露関係 第4集』(2009)


研究プロジェクト「前近代における日露関係交流史料研究ユニット」による、ロシア語史料翻訳集シリーズの第4集である。本史料集では、おもに18世紀から19世紀の世紀転換期における史料を翻訳・収録した。とくに、仙台藩石巻漂流民の日本送還とこれを契機とする日本交易開設計画、クルーゼンシテルン世界一周遠征、イルクーツク日本語学校、レザーノフ日本使節団にかんする史料を充実させた。
本史料集は、本研究プロジェクトが長期間にわたりロシア各地の古文書館で史料の調査・収集を行った成果である。未刊行史料についてはロシア語原文もあわせて収録した。

nav 工藤純一
『東北アジア地域ノア画像データベース構築と文系分野への利用研究報告書』(2009)


東北アジア研究センター共同研究「東北アジア地域ノア画像データベース構築と文系分野への利用研究」は平成17年度から平成20年度までの4年間行った。参加者は東北アジア研究センターの理系・文系のメンバーで、研究費は大学運営資金である。東北アジア地域から日本へ影響を及ぼす事象については、具体的なサブテーマを設定した。シベリア極東の森林火災の影響は可視化できた。また、黄砂現象の解析結果はモンゴル地域の研究会で報告できた。さらに、東アジアからの大気汚染の抽出と可視化の開発と成果は、越境大気汚染のモニタリングに活用する方向に進展している。本書は、解析方法の概要と成果の一部を纏めたものである。

nav 李仁子・金谷美和編
『自己言及的民族誌の可能性』(2009)


本書は、“Writing Culture”等の著作によって日本の人類学が過度な反省に陥っていた時期に学生時代を過ごした同世代の文化人類学者らが、十有余年のフィールドワークを世界各地で実践してきた今、その経験を振り返りながら、フィールドワーカーである自己の背景や、現在の位置取り、フィールドとの関わりなどについて自己言及的に再考した試みである。出自や文化的経験がそれぞれに異なる執筆者たちの論文と、その執筆者による本音を語り合った座談会には、まだ荒削りながらも、フィールドワークにあくまでこだわる文化人類学の新たな可能性があらわれている。

nav 栗林均編
『「元朝秘史」モンゴル語漢字音訳・傍訳漢語対照語彙』(2009)


本書は、平成18-19年度日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(C))を受けて行った「『元朝秘史』におけるモンゴル語音訳漢字の研究」の成果の一部である。また、東北大学東北アジア研究センターの平成19-21年度プロジェクト研究部門「東北アジア民族文字・言語情報処理研究ユニット」の出版物を兼ねている。
本書は、四部叢刊本『元朝秘史』に現れるモンゴル語のすべての単語のローマ字転写形をアルファベット順に配列し、それぞれの出現回数と出現位置、および音訳漢字(モンゴル語の漢字表記)と傍訳漢語(単語ごとの漢語訳)を一つの項目のもとに対照して示したものである。これによって、『元朝秘史』に用いられているモンゴル語の単語が、どういう形で何回・どこに現れているか、それらが漢字でどのように表記されているか、そしてそれらにどのような漢語の訳が付されているかという情報を一度の検索で得ることができる。

nav 寺山恭輔
『1930年代ソ連の対モンゴル政策-満洲事変からノモンハンへ-』(2009)


本書は共同研究「20世紀の東北アジアをめぐる中国、ロシア(ソ連)史の課題と展望」の成果の一部である。1931年の満洲事変以降、1939年に満蒙国境ノモンハンでソ連・モンゴル軍が関東軍・満洲国軍と激突するまでのソ連の対モンゴル政策の概要について、主としてソ連共産党中央委員会政治局の諸決定を中心にまとめたものである。

nav 平川新(監修)、寺山恭輔・畠山禎・小野寺歌子(編集)
ロシア史料にみる18~19世紀の日露関係 第3集(2008)


1701年から1762年までの史料54点を収録した。ロシアがカムチャツカ半島を征服し、北太平洋地域へと領土を拡大していく時期の史料が中心となっている。これまでに発見された日本人漂流民のもっとも古い記録をはじめ、コサック隊がカムチャツカを足場に千島列島を南下してくる過程の報告書、ロシアの版図を一挙に拡大させたベーリング探検隊の準備過程からの記録、その分隊として組織されたシパンベルグの日本探検隊の記録など、日本の北方世界で展開した特徴的な動きを知ることができる。

nav 栗林均・呼日勒巴特尓(編)
『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』満洲語配列対照語彙(2008)


本書は叢書第20号として公刊した「『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』モンゴル語配列対照語彙」(2006)の続編にあたる。1780年に木版で出版された満洲語・モンゴル語・漢語の3言語対照分類辞典に収録されている全13,867項目を満洲語のローマ字転写形を見出し語としてアルファベット順に並べ、それぞれに漢語、モンゴル語の訳を付したものである。各項目には原書の出現位置、分類項目、さらに『五体清文鑑』における対応語彙の出現位置が付されている。「附録」には校訂表と、先行書(2006)の正誤表が収められている。

nav 磯部彰:費守斎刊
『新刻京本全像演義三国志伝』の研究と資料(2008)


本書は、明代建陽地方の印刷文化史で重要な役割を演じた三国志演義の刊本を初めて世に公開するもので、原刊本の影印及びその書誌的な研究論文(日本語、中国語併記)から成る。センターのプロジェクトでは、東アジア出版文化史に焦点をあてて国内・国外の研究者と共同研究を進める中、その成果と社会公表に〈東アジア善本叢刊〉の出版による文化資料の保存と公開をうたっている。本叢書は、その趣旨に沿ったもので、国内の他、外国の主要研究機関に配布され、資料面での相互研究交流を図る。なお、原本資料は世界に唯一このテキストのみが保存するものである。

nav L. Kondrashov and J. Kudoh, Monitoring of Vegetation Fires in Northeast Asia(2008)

東北アジア地域の森林および火災モニタリングについて纏めたものであり、全4章から構成される。第1章では世界の中での東北アジア地域の位置づけについて述べている。第2章では、東北アジア地域の森林火災と環境評価について述べている。第3章では、ロシア極東地域の地形、森林火災、森林伐採について各種統計データと写真を使いなが解説している。第4章では、ロシア極東森林火災を更に掘り下げ、日本への影響について述べている。

nav 岡洋樹編
「モンゴルの環境と変容する社会」(2007)


2006年2月に開催された同名のシンポジウムの報告論文集。GPRやリモートセンシング技術を用いた環境計測データ、歴史文献中の災害情報を論じた第一部「環境情報:観測技術と方法」、地下資源や植生、環境政策を論じた第二部「モンゴル草原の環境と人の役割」、宗教意識・遊牧生産・開発政策・言語変容を論じた第三部「モンゴルの変容する社会環境」からなり、報告論文14本を収録する。

nav 平川新監修
「『ロシア史料にみる18~19世紀の日露関係』第二集」(2007)


2004年に出版した第一集に引き続く、開国前の日露関係を示すロシア史料の翻訳集である。1760年代から1790年代までの49点を収録した。内容は、ロシアが千島列島を南下して日本に接近してくる過程の史料が中心となっている。帝国ロシアや毛皮商人によるアリュート人やアイヌ支配の進展なども具体的に把握可能であり、日本人漂流民大黒屋光太夫を根室に送還した遣日使節ラクスマン関係の史料も収録されている。

nav 瀬川昌久編
「海南島の地方文化に関する文化人類学的研究」(2007)


2002年~2004年度に実施した東北アジア研究センター共同研究の成果論文集。海南島北西部の?州市・臨高県地区において、代表者の瀬川をはじめ、国立民族学博物館の塚田誠之教授、中国広東省民族研究所の馬建釗所長、フランス高等社会科学院中国研究所のJ。トラバル研究員の4名が、日中仏の国際共同研究として行った現地調査に基づく研究。現地の多様な民族集団(主として漢族の中の方言集団)の社会・文化生活についての具体的な報告と、それら相互間のエスニックな関係に関する分析を含む。同地域では、少なくとも8種類の言語(方言)が話され、中国でも地方文化の分立状態がもっとも甚だしい地域の一つであり、本書はその貴重な報告である。

nav N. Tserempilov
「ANOTATED CATALOGUE of the collection of Mongolian manuscripts and xylographs MII of the Institute of Mongolian、 Tibetan and Buddhist studies of Siberian Branch of Russian Academy of Sciences」(2006)


ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデにあるロシア科学アカデミー、シベリア支部モンゴル学・チベット学・仏教学研究所に所蔵されている852点のモンゴル語写本・版本「M2」コレクションの解説付き分類目録。英文。叢書第17号の続編。巻末にモンゴル語タイトル索引、人名索引、52点の蔵書印の写真、および210点の図版写真(いずれも白黒)等が付されている。

nav 磯部彰編
「慶應義塾図書館所蔵斎堂刊『新刻増補批評全像西遊記』の研究と資料(下)」(2006)


東アジア善本叢刊の第6集。本書は、慶應義塾大学図書館に所蔵される奥野信太郎氏旧蔵の明刊本西遊記の一種で、?斎堂という版元から出された。上巻に続いて巻12-巻20を収める。巻末には蓮牌木記があって、明の崇禎4年に出されたことがわかる。中国語による解題を付す。

nav 山田勝芳、工藤純一編
「ノア・データの利用による東北アジアの環境変動解析とデータベース作成に関する学際的研究」(2006)


本書は東北アジア研究センター共同研究「ノア・データの利用による東北アジアの環境変動解析とデータベース作成に関する学際的研究」(代表 山田勝芳教授、2000年~2005年)の中から主として査読付の論文、国際会議報告書などをまとめたもので、全42編から成る。シベリアを中心にノア画像データベース構築、データ処理、画像解析、火災監視システム、チャニー湖の環境変動解析など、システム構築から応用研究まで幅広い成果が収録されている。

nav S. Rasskazov, H. Taniguchi,Magmatic Response to the Late Phanerozoic Plate Subduction beneath East Asia(2006)

本論文は東アジアでの後期顕生代における、プレート沈み込み活動に対応した火成活動の歴史について論じたものである。東アジアにおける火成活動の時間的・空間的発展に関する研究結果は、410kmならびに660kmマントル遷移層における高速度異常体の形成や200-350km深度のマントル遷移層上低速度体を有するトランスバイカルメインの形成などを説明し、後期顕生代造構プロセスには、海洋プレートの沈み込み作用が重要な役割を果たしたことを示した。

nav 栗林均、呼日勒巴特尓編
「『御製満珠蒙古漢字三合切音清文鑑』モンゴル語配列対照語彙」(2006)


「清文鑑」は、中国清朝の時代に編纂された官製の満洲語分類辞典である。本書は、数種類ある「清文鑑」のうち、1780年に木版刷りで出版された満洲語、モンゴル語、漢語の3言語対照分類辞典をもとにして、全13,867項目をモンゴル語のローマ字転写形を見出し語としてアルファベット順に並べ、それぞれに満洲文字によるモンゴル語の発音表記、満洲語、漢語を配列したものである。各項目には原書の出現位置、分類項目、さらに『五体清文鑑』における対応語彙の出現位置が付されている。「前書き」(i-xii)では、モンゴル語資料としての文献の性格とモンゴル語表記の特徴がまとめられている。

nav 磯部彰編
「慶應義塾図書館所蔵?斎堂刊『新刻増補批評全像西遊記』の研究と資料(上)」(2006)


明代出版された西遊記の木版本のうち、世界に唯だ一セットのみ残る福建省の?斎堂という本屋が出した西遊記の原寸複製と研究から成る。上巻は巻1~11まで、下巻には巻12~20までを収め、2006年に上下とも発行された。ほとんどの研究者が眼にしたことのない善本の一種で、現在は慶應義塾大学図書館の所蔵である。中国文学研究に不可欠な資料集と言える。好評配布中。東アジア善本叢刊。

nav S G.Catane,H.Taniguchi,A.Goto,A P.Givero,A A.Mandanas EXPLOSIVE VOLCANISM IN THE PHILIPPINES(2005)

フィリピンは世界有数の火山国で、400以上の火山がある。そのうち22が活動的で、27は活動の潜在性が指摘されている。人的被害の面で考えると、フィリピンの火山は世界で最も危険と言え、20世紀だけでおよそ2800人が犠牲になっている。最近のフィリピンで最も爆発的な活動をした火山として、マヨン、タール、ピナツボ、ヒボク-ヒボク、パーカーが挙げられる。本書はこれら5火山を中心に、火山活動が起こる原因であるテクトニック環境、さらに、研究がほとんど進んでいない過去のカルデラ活動など、フィリピンの火山活動を広くまとめている。

nav ニコライ・ツェレンピロフ編、ツィムジト・ワンチコワ監修
「ロシア科学アカデミーシベリア支部モンゴル学・チベット学・仏教学研究所モンゴル語写本・版本MIコレクション注釈付目録」(2004)


ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデにあるロシア科学アカデミー、シベリア支部モンゴル学・チベット学・仏教学研究所に所蔵されている798点のモンゴル語写本・版本「M1」コレクションの解説付き分類目録。英文。巻頭には、15点の資料のファクシミリ(白黒)が、巻末にモンゴル語タイトル索引、人名索引、および149点の蔵書印の写真(白黒)等が付されている。

nav 谷口宏充 編
(2004)「中国東北部白頭山の10世紀巨大噴火とその歴史効果」、東北アジア研究センター叢書、第16号、pp. 215.


表記研究課題のもとに、中国側白頭山において4年間にわたって行ったセンター共同研究の成果をまとめた論文集である。本書では今後白頭山で起こりうる最悪の噴火シナリオであり、破局的噴火の典型的な事例である白頭山10世紀巨大噴火に焦点をあて、その推移・規模(分布)・噴火年代を地質調査や年代測定などに基づいて記載している。また、この調査と文献調査とをもとに、10世紀中葉にみられる中国東北部から朝鮮や他地域への人々の異動は、この巨大噴火によって引き起こされた可能性を指摘した。これは、白頭山の巨大噴火による被災状況を、文理連携研究によって初めて明らかにしたものと考えている。

nav 平川新監修
「『ロシア史料にみる18~19世紀の日露関係』第一集」(2004)


もっぱら日本側史料を対象に研究されている日露関係史の現状を克服するために、ロシア科学アカデミーの歴史研究者と協力してロシア史料を調査し、日本語に翻訳した史料集。第一集には1800年から1815年までのロシア史料72点を収録した。石巻若宮丸漂流民を送還し通商を求めた遣日使節レザーノフの長崎来航、交渉失敗後のロシア軍艦によるカラフト、エトロフ、リシリー島での日本人集落襲撃事件、その報復としての日本側によるロシア館長ゴロヴニンの捕縛などの史料が収められている。

nav 磯部彰編
「明治大正期における根岸町子規庵の風景」(2003)


夏目漱石家の親族関係文書を東北アジア研究センターに納入(現在は附属図書館へ管理換)し、展覧会を開催した折、交友があった正岡子規や中村不折との関係をめぐって、共同作業を担当した図書館員の研究成果などとまとめて出版したものである。東北大学の漱石文庫資料及び新収家族文書を写真入りで紹介している。残部なし。

nav 黒田卓,高倉浩樹,塩谷昌史編
「中央ユーラシアにおける民族文化と歴史像」(2003)


共同研究「東北アジアにおける民族移動と文化の変遷」のテュルク班の成果報告論文集。旧ソ連のテュルク語圏を中心に、その隣接領域の民俗文化と歴史像を歴史学・人類学・政治学を中心に解明。モンゴル帝国西方史、イラン近代史から中央アジア経済史と国境確定史、さらに現在のナショナリズムが論じられたほか、シベリアのテュルク系集団サハ(ヤクート)人の政治経済と生態についても触れられている。中央ユーラシアに分布する様々なテュルク系集団の歴史と文化に関わる諸問題を見通すことができる。

nav A.A キリチェンコ編
「シベリア抑留死亡者名簿」(2003)


編者キリチェンコ氏は1980年代末のペレストロイカ時代以降、第二次世界大戦後のソ連への日本人抑留者問題の解決を一貫して訴える一方、特に抑留中に死亡した日本人に関するデータの所在についてもロシアの公文書館で探索を続けている。本書は氏が東北アジア研究センターに客員教授として滞在中に、長年蓄積してきた研究成果をまとめて公表したものである。名簿はソ連当局によりロシア語で書き取られていたものを、キリチェンコ氏とその協力者がすべてカタカナ表記に書き改めるという多大な労力を要して完成させたものである。軍法会議で銃殺された人物、拘禁中に死亡した人物のリスト等、初めて公開された貴重なデータも巻末に掲載されている。

nav 栗林均編
「『華夷訳語』(甲種本)モンゴル語全単語・語尾索引」(2003)


『華夷訳語』(甲種本)は、14世紀末明朝の時代に編纂された漢蒙対訳の分類語彙集および例文集である。モンゴル語はすべて漢字で表記されている。本書は『涵芬樓秘笈』第4集所収の影印の全頁とモンゴル語のローマ字転写を見開きの形で示し、モンゴル語のすべての単語と語尾の索引を付したものである。巻頭の「前書き」(i-xxiv頁)には、文献の解題と研究「『華夷訳語』における漢字音訳方式の特徴」が含まれる。

nav 磯部彰編
「東北大学所蔵 豊後佐伯藩『以呂波文書目』の研究」(2003)


東北大学狩野文庫には、江戸時代の蔵書目録が多く、狩野亨吉集書の特徴になっている。中でも、「以呂波文書目」は九州佐伯藩の蔵書目録の原本で日本有数の貴重目録と言える。なぜならば、佐伯藩の旧蔵書は、その大半が徳川幕府に献上され、太政官文庫、内閣文庫を経て国立公文書館の中心的漢籍になっているが、残った蔵書は散佚して実体がわからなかったが、本目録には佐伯藩に留められた書物の書名が留められているからである。佐伯文庫が東アジア研究の第一次資料であると同様に、本目録はアジア研究における第1級の資料と言える。本書には目録原本の影印と研究が収められる。残部わずか。東アジア善本叢刊。

nav 瀬川昌久編
「文化のディスプレイ」(2003)


1999年~2001年度に行われた東北アジア研究センター共同研究の成果論文集。世界各地において「伝統文化」「民族文化」の観光資源化や商品化が急速に進んでおり、東北アジア地域においてもそれは例外ではない。本研究は、ロシア、中国、日本をフィールドとする文化人類学・民族学の専門家が、同地域における文化の観光資源化と再編の過程について分析したもの。本著を通じ、近代化過程の多様性に応じて、それぞれの社会における「伝統文化」の意義づけられ方にも多様性があることなどが明らかとなる。

nav 岡洋樹編
『モンゴル研究論集 東北大学東北アジア研究センター・モンゴル研究成果報告I』東北アジア研究センター叢書第6号、2002年


東北アジア研究センターが実施したモンゴルに関する共同研究参加者らによる成果報告論文集。地中レーダ、リモートセンシング技術を用いた観測技術、植物学の立場からの草原生産力の研究、地質学からの金鉱脈研究、歴史学の立場からの遊牧社会研究、言語政策・文字改革など言語をめぐる問題の研究、近代文学研究、移民問題、経済開発など、多様な問題を扱った論文15本を収録する。

nav K. Litasov, H. Taniguchi, Mantle Evolution beneath the Baikal Rift(2002)

シベリアのバイカル地溝帯におけるマントルの進化について、主として岩石学的知見をもとに論じた。バイカル地溝帯に産出するマントル捕獲岩は、それを包有する火山岩の活動年代や、それが属する火山区の地質構造と密接に関係している。火山区はバイカルリフト系の中央盆地の長軸に沿って、その軸部や翼部に配列している。リフト軸から離れた火山区にはVitim、BartoyそしてBurkalがある。Taryat地域も軸部からはずれるが、その直下約50km深度にはマントル低速度層が分布している。これらの火山区に産出する火山岩と捕獲岩とについて詳細な記載を行い、それらから読み取れるマントル進化の情報に関して整理を行った。

nav 栗林均・精扎布編
「『元朝秘史』モンゴル語全単語・語尾索引」(2001)


本書は「四部叢刊」第三集史部所収の『元朝秘史』の全頁の影印とモンゴル語のローマ字転写を見開きの形で示し、同書に現われるモンゴル語のすべての単語と語尾のローマ字転写索引である。ローマ字転写はL.Ligetiの方式に改良を加えたもので、原文の頁と行に対応して配置されている。索引は「全単語索引」「名詞語尾索引」「動詞語尾索引」から成る。巻末に付録として「Ligeti氏の『元朝秘史』ローマ字転写正誤一覧」(935-954)が付されている。

nav 山田勝芳編
「東北アジアにおける交易拠点の比較研究」(2001)


海域、陸域の交易拠点である港湾都市、内陸の交通・交易都市の存在が地域全体に影響を与えていることに着目し、東北アジア各地域の特定の拠点について具体的に考察し、それを比較的に検討したもので、各地域へのフィールドワークを本センターとして始めて大規模に行った共同研究の成果である。対象とした各拠点は、それぞれ複雑な自然環境と歴史的背景によって明瞭な違いと特色をみせながら、たとえば軍事拠点が都市形成の核となった場合も多いことなどの共通性も浮かび上がらせ、さらにそこに住む人々の生活の様相と観光なども含めた拠点の現在的在り方まで含めて検討したものである。





東北アジア研究センター報告
シンポジウムの報告などの速報性、資料集などの記録性、さらに国内外の研究者コミュニティとの研究交流を推進することを目的したシリーズ
(2010年より)


nav 1号 高倉浩樹(編)オニスチェンコ・ヴィヤチェスラヴ、ヴァンダ・イグナティエヴァ(訳)『展示図録・日本人のみたトナカイ遊牧民:シベリア民族誌写真を現地に戻して展示する試み』(2010)[日露文]
本書は、2011年3月にロシア連邦サハ共和国で行われる写真展「日本人のみたトナカイ遊牧民:シベリア民族誌写真を現地に戻して展示する試み」の図録(露語+日本語)である。ソ連崩壊後以降、同地域で日本人人類学者は現地調査をおこなってきたが、当該企画は、そこで調査資料としてとられた民俗写真を現地に戻すことによって、研究資料のもつ公共的意義の探求および調査者と被調査者の市民社会の文化交流の促進を目指すものである。そのための図録として、展示企画の趣旨と主要な写真資料の掲載し、さらに編者がかつて行った仙台市民に向けての写真民具展の展示企画の報告およびそこで収集した市民からシベリア先住民にむけた「シベリアへの手紙」から構成されている。

Hiroki TAKAKURA ed. 2010
Exhibition Catalogue of the “Reindeer Peoples Through Japanese Eyes: Returning Home of the Siberian Ethnographic Photography” (in Japanese and Russian)


nav 2号 チョローン・ダシダワー、チンゲルト、岡洋樹編『モンゴル史研究と史料』(2011)[モンゴル文]
本書は、2009年9月20~21日にモンゴル科学アカデミー歴史研究所・中国内蒙古師範大学蒙古学学院・東北大学東北アジア研究センター共催で開催された国際シンポジウム「モンゴル研究と史料」に提出された報告を収録した論文集である。「モンゴル史研究の史料」「大モンゴル国史の史料」「満洲時代モンゴル史の史料」「近代モンゴル史の史料」の4つのセクションからなり、あわせて34本の論文が収録されている。各論文は、近年新たに利用が可能となったモンゴル史の各時代に関する新史料を紹介・考察したもので、近年および今後のモンゴル史研究の展開を伺う上で重要な情報を含むものである。

Ch. Dashdavaa, Xinggeltu, Hiroki Oka ed. 2011
Historical study of Mongolia and its sources (in Mongolian)

This book is contains the articles contributed to the international symposium “The study of Mongolian history and historical sources” organized by the Institute of History of Mongolian Academy of Sciences, The School of Mongolian Studies of Inner Mongolian Normal University, China and Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University in September 2009 at Ulaanbaatar, Mongolia. It includes 34 articles discussing the historical sources of the country’s entire history.


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