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誰もが思い浮かべる緩やかに広がる草原、疎らな植生と砂地が織りなすゴビなどは、モンゴルが世界に誇る美しく、貴重な自然資産です。ところが一方では極端な小雨がつくる貴重な北部森林を木材として利用したり、草原を切り開いて行われる農耕、また現金収入を求めるために変容する放牧形態、更に急激なウランバートル市への人口一極集中化など、モンゴルでは人間活動が生態系に与える負荷の増加が非常に大きな問題になっています。
私達はモンゴルの自然を対象に、持続可能な開発を実現するための方法として、地中レーダ(GPR)による環境評価の現地実験を主体とする研究を1999年より継続して行ってきました。首都ウランバートルにモンゴルの山地から雪解け水をもたらすトーラ川は国境を越えバイカル湖に流れ込んでいます。私達はトーラ川流域で長期にわたる地下水変動の状況を調べると共に、地下水資源量予測を目的とした地中レーダによる地下水の計測を行いました。水資源の有効活用や、環境保護につながる研究です。
東北大学 東北アジア研究センター教授(電磁波応用工学・地下電磁計測) 佐藤 源之 |
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歴史に関心を持つ人々は大変多いのではないでしょうか。これは日本に限らず、世界共通かもしれません。ヒーローやヒロインに思いを馳せる、あるいは江戸時代の浮世絵をみる、お城や神社を見て歩く、といったように志向もさまざまです。これをリアルに再現できるのは歴史資料です。なかでも地域に残る古文書(こもんじょ)は、それぞれに特徴があり、学校では教えてくれなかった事実をたくさん伝えてくれます。私たちは、宮城県下の各地で地元の皆さんと古文書の勉強会をおこなっています。最初は、「ミミズが這ったような」文字が書いてあるなあ、と思っていた文書も続けて学習をしてみると、しだいに意味がわかるようになります。江戸時代の人たちが書いた記録を丁寧に読んでいくことで、自分の住む町の歴史が少しずつよみがえってくるのです。これからも地域の皆さんと歴史の学習を通じて、連携をはかっていこうと考えています。
東北大学 東北アジア研究センター准教授(歴史学・日本史・経済史) 荒武 賢一朗 |
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