東北大学Center for Northeast AsianStudies東北大学 東北アジア研究センター 言語マップ 한국어 日本語 English 中文 Русский
東北アジア研究センターについて スタッフ 研究活動 教育 出版物
『東北アジア研究』
『東北アジア研究センター叢書』
東北アジア研究センター報告
東北アジア学術読本
東北アジア研究専書
外部出版物
外部出版物
『東北アジア研究シリーズ』(和文)
『東北アジア研究シリーズ』(外国語)
『東北アジア アラカルト』
学術交流 図書室 関連サイト
東北アジアの社会と環境


全7冊からなる本シリーズは、2015年12月に当センター設立20周年を記念して開催された国際シンポジウムをもとに企画された。2018年から2019年にかけて逐次刊行。

近世日本の貧困と医療
シリーズ 【東北アジアの社会と環境】
タイトル 近世日本の貧困と医療
編者 荒武 賢一朗
  Poverty and Medicine in Early Modern Japan
  A5版
  2019年2月9日
  古今書院
  112頁
近年の学術的動向として、「生存」や「医療」・「福祉」は大きな注目を集めるテーマである。本書はその動きに対して、歴史学研究の持つ手法を駆使し、江戸時代から明治時代における貧困と医療を考察した。日本の村落史研究は当然ながら、女性史や医学史、経済史などの領域にも接点を有し、人々が生きた実態を多
様な歴史資料から明らかにしている。とくに、村落・百姓の具体的活動が本書の魅力であるが、各章で詳しい説明があるように領主・政府の政策とは違った「自分たちで地域を守る」という共通意識は重要である。この民衆たちの主張は現代社会につながる課題として議論が深まることを希望する。
古今書院HP
Existence, medicine and welfare are themes which are gathering significant attention as academic trends in recent years. In response to these trends, this book utilized the methods of history research to examine poverty and medicine between the Edo to Meiji eras. Japanese studies on village history are naturally connected to the fields of women’s history, history of medicine, and economic history, and these studies reveal the reality of people’s lives through various historical records. While the specific activities of village communities and farmers in particular are what make this book so appealing, it is important to have a common awareness of “protecting the region ourselves,” which differs from the policies of feudal lords and the government as explained in detail in each chapter. It is hoped that there will be deeper discussion about this assertion from the common people as a topic relevant to modern society.

寒冷アジアの文化生態史
シリーズ 【東北アジアの社会と環境】
タイトル 寒冷アジアの文化生態史
編者 高倉浩樹
  History and Cultural Ecology of Boreal Asia
  A5版
  2018年3月10日
  古今書院
  120頁
人類文化史の観点からみれば、シベリア・モンゴル・中国東北部を中心とする東北アジアは、ステップの牧畜とタイガ・ツンドラ・海岸部の狩猟採集という環境適応が形成された地域である。しかし、よりミクロな観点からは、狩猟・漁労・牧畜・農耕が様々な形で複合して生業と社会組織を形作ってきた。これをつぶさに見ると、従来の生業と社会の常識をくつがえす事例が多数ある。例えば北太平洋沿岸部の先住民民族誌にみられるように、狩猟採集生業でありながら定住化し階層化された社会を形成した。また東シベリアではステップ型の五つの家畜を飼育する遊牧が、北上することで牛馬牧畜と狩猟複合が形成されるという具合である。つまり利用可能な資源とこれをはぐくむ自然環境さらに政治経済的な動態は、極めて可塑的な形で人類の環境適応を可能にしてきたのである。本巻では、考古学及び民族誌的に観察しうる局所的な自然環境のなかで展開した個別の生業複合に着目し、これを進化と適応という観点から分析することで、ミクロ環境のなかで人類集団が発揮しうる自然の利用・改変・保全の特質を明らかにする。とりわけ気候変動や災害といった自然環境の攪乱の局面や、歴史上みられる帝国的な国家との関係に着目することで、個々の社会組織にみられる環境適応の柔軟性と脆弱性を明らかにする。このことを通して、東北アジアにおける環境適応をモデル化し、人類史を理解するための手がかりを提示する。
This book is an archaeological and Anthropological approach to the cultural history of Northeast Asia. Five authors explore the adaptations of the archaeology in the last glacial maximun; Ainu sedenrary hunter and gatherers with social strasficaition, the permafrost and cultural interaction in eastern Siberia: the fishing-herding complex in western Siberia; ecological feature of Mongolian pastoralism.

越境者の人類学
シリーズ 【東北アジアの社会と環境】
タイトル 越境者の人類学
編者 瀬川昌久
  Anthropological Studies on Transnational Families and Individuals
  A5版
  2018年3月10日
  古今書院
  156頁
国境を越えた人の移動の研究には、国際的な政治秩序や経済構造などのマクロな要因から全体の趨勢を説明しようとする研究と、移動する個々人や家族の個別具体的な経験に注目するミクロな研究が存在するが、本書はこのうちの後者の視点に徹することを意図している。それは文化人類学の直接参与観察の手法に適合した研究視座であるとともに、国家やエスニシティーや地域コミュニティーといった従来的な集団枠組みを超え、個々人または個々の家族の個別経験を徹底して記述・分析してゆく個人誌・家族誌の方法論の確立を目指すものでもある。そのような視点から、本著は東北アジア諸地域を舞台とした越境移民たちの体験の次元に寄り添い、マクロな政治・経済要因には還元しきれない彼らの移動動機や葛藤・苦悩・未来に向けた意志などを、個別具体的に理解しようと努めている。
There are two opposite kinds of transnational migration studies, one is the macroscopic study of total trend of migration from the viewpoint of international balance of politico-economical factors, and another is the microscopic study of each families or individuals who were, willingly or unwillingly, involved into these movements in which researchers try to understand the human nature through their special or extreme experiences. This book focused on the later point of view, and tried to describe and analyze the detailed experience of transnational migrants which is unable to understand within the existing framework of social groups such as “nation”, “ethnicity”, or “local community”. In this sense, the book is a part of an ambition to establish a new methodological framework for anthropology based on family history and personal life story instead of that based on “ethnography”.

このページのTOPへこのページのTOPへ
ニューズレター
アクセス
お問い合わせ
サイトマップ
TOPへ戻る
side_ber
 東北大学
 東北アジア研究センター

 〒980-8576
 宮城県仙台市青葉区川内41番地
 TEL(022)795-6009, 3707
 FAX(022)795-6010
 http://www.cneas.tohoku.ac.jp

Copyright 2007 Center for Northeast Asian Studies. All Right Reserved. bg